2010年02月05日

『FREE〜<無料>からお金を生みだす新戦略』 クリス・アンダーソン

最近話題のビジネス書と言えば、『FREE〜<無料>からお金を生みだす新戦略』である有料

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本書では、特にITやインターネットの世界において"無料"サービスが拡大し、その先やその裏に大きなビジネスや競争が存在することを紹介・考察している。何でも無料でサービス提供しているGoogle社がなぜ高収益を上げているのかを知りたい方は是非ご一読を本もちろんネットを検索しても本書の紹介記事は沢山見つかる。ココの記事なども紹介としては分かり易い眼鏡

しかし、今やこのブログもメールもSNSもネットゲームもストレージ(数十ギガの容量も当たり前)もタダ、ポピュラーなものからニッチなものまで見たい映像がほぼ見つかるYouTubeもタダ、百科事典Wikipediaもタダ、Twitterでつぶやくのもタダ、いやはや本当にネット万歳な世の中である。音楽好きにとっても、自分の作品をネット上で全世界に公開し、好きな曲の楽譜は即座にダウンロード、欲しい楽器はオークションで落札、バンドもネットの掲示板で結成、な〜んて昭和な僕等には本当に夢のような時代となったひらめきあとは遠隔リアルタイム練習(福岡のドラマーと東京のギタリストと札幌のベーシストがネット越しにバンド練習)が出来れば言うことなしだが、こればかりは直接顔を合わせてこその阿吽の呼吸というのがあるので、ちょっとダメかな〜あせあせ(飛び散る汗)

ともかく、そんなネットの中では「評判」と「注目」を集めたサイトやサービスが一気にのし上がっていき、"誰か"からお金を吸い上げているハズなのだが、そのような2010年代のビジネスモデルの勉強に好適な一冊である(←だから今ベストセラーなんでしょ!)
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2010年02月03日

『予想どおりに不合理〜行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』 ダン・アリエリー

人間というのは理性と感情を併せ持った複雑な動物であり、必ずしも論理的・合理的に行動するわけではない。Amazonで送料無料にするためにさほど興味の無い(本当は不要な)本を買ってみたり、安いガソリンスタンドを目指して遠くまで車を走らせてみたり、普段なら大金の10万円を自動車や家を買う時にはあまり気にしなかったり、色々身の回りにも思い当たることは多い。。。あせあせ(飛び散る汗)

本書『予想どおりに不合理』はそういった人間の"不合理な特性"を様々な事例や筆者が行った実験等を紹介しながら考察した消費者行動(行動経済学)に関する本である。と書くと何やら眠くなりそうな固い本を想像するかもしれないが、内容の面白さと分かり易い訳文でスラスラと読み進められるひらめき


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本書の紹介例を少し取り上げると、まずは「プラセボ効果」は比較的知られているかもしれない。偽の薬(物理的には全く効果のないとされている薬)でも、「これは効く!」と思って飲めば、本当に効いてしまう事象のことである。手術でも同様に、ただ開腹して何の処置もせずに閉腹し、患者に「適切な処置をした」と信じ込ませると本当に病気が治る場合があるらしい。うーむ、やっぱり『病は気から』なんすかね〜

他にも(以下厳密に本書記述通りではないが)、
荷物運搬等の作業を道端で行っている場合に「100円上げるから手伝ってください」というよりも(お金の話はせずに)「もしよろしければ手伝ってください」と言ったほうがより多くの人が手伝ってくれるという話や、
独身寮の冷蔵庫に1ドルのコカコーラと1ドル札を入れておくとコカコーラは盗まれるがお金は盗まれないといった話、
レストランで5000円のコースと3000円のコースがあると3000円のコースが売れる一方で、8000円のコースを追加すると5000円のコースも売れ始めるという話、
などなど、ヒジョーに興味深い話が満載である本

『宇宙の果て』『深海の奥』といったことに負けず劣らず『人間の脳』というのも果てしない未開の地であり、まだまだ多くの不思議が詰まっている雷

なお、本書は2008年の全米ベストセラーであり、Amazon.comのビジネス書部門で堂々の年間1位に輝いているぴかぴか(新しい)
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2010年01月03日

『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』(ラングドン教授シリーズ) ダン・ブラウン

映画もまずまず面白いが、やっぱり原作の方が圧倒的に面白いという作品は昔から"あまた"ある。もちろん映像化・視覚化されることによる分かり易さやインパクトの強さはある訳だし、他方、映画が先で後にノベライズされると何故かほぼ100%面白くなかったりするので文章が必ずしも優れているとは言えないのだが、複雑なエピソードや人間模様あるいは心象表現について原作が上手く表していればいるほど、映画は、主にその時間的な制約からか、細部を追うのが困難になるように思われるあせあせ(飛び散る汗)

最近特にそれを感じた作品としては、ダン・ブラウン著のダ・ヴィンチ・コードそして天使と悪魔が挙げられる本

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もちろん映画も壮大なスケールで描かれており十分に面白いのだが、原作は更にその何倍も面白いexclamation×2翻訳モノは冒頭、人物名が覚えにくいこともあるのか、物語に入り込むまで多少疲れるモノも少なくないが、ブラウン氏の作品においてはそんな心配は全く無用、すぐに彼の世界に引き込まれるグッド(上向き矢印)その後の展開は、映画をご覧の方も分かると思うが、超特急で物語は進展し、主人公のラングドン教授は、『ダイ・ハード』のマクレーン刑事あるいはインディ・ジョーンズ並みの超人的な活躍を見せる雷ちなみに僕の友人O君は、『天使と悪魔』があまりに面白く、通勤電車を何度も乗り過ごしてしまったと言っていた電車

さて、ラングドン教授シリーズの最新刊『ロスト・シンボル』がいよいよ日本でもこの3月3日に発売である。アメリカでは初版500万部とのこと、楽しみである猫

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posted by 山田くん at 09:47| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月02日

『チーム・バチスタの栄光』(「桜宮サーガ」) 海堂 尊

最近、ハマって読んでいるのが、『チーム・バチスタの栄光』に始まるいわゆる「桜宮(さくらのみや)サーガ」である本

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『チーム・バチスタの栄光』は300万部を超える大ベストセラーであり映画にもドラマにもなったのでご存知の方も多いと思うが、この作品に始まる一連のシリーズの舞台が神奈川〜静岡辺りの架空地方都市=桜宮市であるため、最近ではこの一連のシリーズは「桜宮サーガ」と呼ばれている(書評家=東えりか氏命名)。このサーガの著者は現役医師の海堂尊(かいどうたける)氏、『チーム・バチスタ〜』は第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しており、選考会開始後数秒で本作の受賞が決定したというエピソードを持つexclamation×2

ということで、この桜宮市の東城大学病院を舞台にした医療ミステリーは確かに面白いひらめき出世コースから完全に外れた万年講師ながら"特命係長"よろしく大学病院長の特命をしっかり(?!)果たしていく主人公=田口公一、厚生労働省の切れ者にして切れ過ぎてはみだし者でもある田口の相棒(?!)=白鳥圭輔、その他にも高階病院長や藤原看護師等々、個性の立ったキャラが続々と登場し、テンポ良くストーリーが展開していくグッド(上向き矢印)

田口・白鳥コンビが活躍する二作目『ナイチンゲールの沈黙』、同三作目『ジェネラル・ルージュの凱旋』も一作目発表後およそ半年単位で発表され驚異的とも言える執筆ペースだが、ストーリーは引き続き面白い。四作目『イノセント・ゲリラの祝祭』については著者の医療上の主張が色濃く反映し、エンターテイメント色はあまり無いが、サーガの今後の展開もあるため、読んでおかなければならなかった(苦笑)あせあせ(飛び散る汗)。一方、若き日の高階病院長が登場する『ブラックペアン1988』はなかなか面白かったが、上記最初の三部作を読んで高階病院長の人間像を捉えておかないと、その面白さは伝わらないだろう。

サーガを構成する残りの作品郡『螺鈿迷宮』『極北クレイマー』等については、来週以降、通勤時間に読書予定である電車

なお、『チーム・バチスタの栄光』『ジェネラル・ルージュの凱旋』は映画化もされた映画主人公の田口役は竹内結子さん演じる若い女医になっているが、とぼけた感じがなかなか良い揺れるハート白鳥役の阿部寛さんは完璧でしょうexclamationその他のキャスティングもバッチリであり、イメージを崩すようなことは無かったと思う。ただ、やはり約2時間の映画の中に詰め込めるエピソードには限りがあるため、原作を読まずにいきなり映画を見るのは、ストーリーを消化できないか、あるいは薄っぺらい印象を受ける恐れもある。出来れば原作読了後、何気ない一シーンの裏側に隠されたエピソードをそれぞれ頭の中で再現しながら鑑賞するのが良いと思われる猫
posted by 山田くん at 23:30| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月31日

『のぼうの城』 和田 竜

『時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一落とせない城があった。武州忍城(おしじょう)。水に囲まれた「浮き城」を治めるのは、でくの坊ゆえに「のぼう様」と呼ばれる武将であった。』

今年読んだいくつかの小説の中で僕的にNo.1作品は、第139回(2008年上期)直木賞にノミネートされ、現時点で約25万部を売り上げている和田竜さんの『のぼうの城』である。

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豊臣秀吉による備中高松城の水攻めを見た石田三成が、武州忍城攻略の際、同じく水攻めにて武功を上げんと全長28kmにもおよぶ"石田堤"を建設し水を引き入れたが、ついに落城せず、先に主君北条氏の小田原城が落城したことを受けて開城に至った、という史実を元にした物語である。

主人公の「のぼう様」=成田長親、長親の幼馴染で成田家の侍大将=正木丹波守利英、同じく柴崎和泉守、表向きは皆からからかわれているが実は知恵者の酒巻靱負、お転婆で勝気であるが美人で長親を慕う甲斐姫、などなど、どの登場人物も人間味溢れるとても魅力的なキャラクター揃いであるひらめき

三成率いる二万の軍勢に対し、篭城する成田勢は加勢する地元農民達を合わせても約二千、はたして「のぼう様」こと長親は、どのようにして城を守るのかexclamation&questionあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
一気に読ませるその文体は、確かに全く新しい歴史エンターテインメント小説と言えようぴかぴか(新しい)

本作は映画化の予定があるようだが、当に映像向きの物語である。公開されれば、すぐに見に行きたいと思っている映画
posted by 山田くん at 15:52| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

『夢をかなえるゾウ』 水野 敬也

現時点で140万部を突破したらしいベストセラー本『夢をかなえるゾウ』、ドラマ化も発表されるなどあまりにも話題なので通勤の電車の中で読んでみた。

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何かしらの成功を望みつつどうすれば良いのか分からないフツーの悩めるサラリーマンの主人公と、ゾウの姿をした関西弁をしゃべる神様=ガネーシャとのやり取りは確かに読み易く、二日ほどの朝夕の東急線の中で一気に読み終えた。多くのブログ等でご指摘の通り、本書は端的に言えば自己啓発書なのであるが、中学生でも読める軽妙で平易な文体によるアプローチは斬新とも言える。以前、日本経済が漫画で分かりやすいみたいな本を読んだことがあったが、複雑で難しい部分はセリフが多くなっているだけで、結局日本経済の仕組みは全く分からなかったことがあったが、本書は、ガネーシャの口を借りた著者のメッセージが、スッ〜と自然に、しかも大きな"問い掛け"と共に頭の中に入ってくる。

というわけで、ガネーシャの指摘は、もちろんウザイ部分もあるが、逆に言うとウザイと思わせるほど非常に鋭く、本質を突いていると思う。著者の水野さん、1976年生まれということなので、まだ32歳位ですか?よくその若さでこのような本を書ける境地に達したものだと、タダタダ驚くばかりである。

うちの娘の学校の歴史教師が、授業そっちのけで、本書のことを熱く語っていたらしい、しかも関西弁で(笑)。しかし、娘によると、所帯持ちの身で脱サラして最近赴任してきた教師であるらしく、本書に強く共鳴する部分があったのであろう。まずは、教育者としては信頼してもいいんじゃないのかなと思う。

本書によると、手塚治虫さんは、天国に旅立つ直前までマンガを描いていたらしい。もちろんお金のためでも誰かを助けるためでもなく、また死ぬまで努力しなきゃいかんと自分を追い込んでいたわけでもなく、ただ描きたいから描いていたのである。僕もそんな最期を迎えたいものである。

トイレ掃除やコンビニで寄付なんてことを始めたわけではないが、うちの娘も本書には何か感じるものがあったらしい。僕としても皆様に是非一読されることをお奨めする。
posted by 山田くん at 02:53| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月14日

『うめめ』 梅 佳代

写真にはほぼ興味のない僕が、最近、本当に久しぶりに購入した写真集が、梅 佳代さんの『うめめ』である。

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梅 佳代さん、この人も天才ですね雷1981年生まれとのことなので現在27歳、まだまだ若く、結構美人である揺れるハート僕も購入したファースト写真集『うめめ』(9万部以上のヒット!)で「写真界の芥川賞」と呼ばれる「木村伊兵衛写真賞」を受賞しているぴかぴか(新しい)最近かなりの注目を集めており、TBSの『情熱大陸』にもNHKの『TR(トップランナー)』にも出演していたが、その超マイペースな話しぶりも天才の証と思えるので不思議あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)(ただの人だったら、"この礼儀知らずの教養なし"と思ってしまうかも(笑)たらーっ(汗))

『うめめ』の写真は、本当におもわず笑ってしまう。日常の中には確かに面白い瞬間があると思うが、その瞬間を巧みにシャッターに捉える才能(努力?!)は感嘆に値する。日々の生活の中でも、ずっと下を向いて歩くのではなく、ちょっと周りに目をやって歩いてみると、そこには色々な衝撃の出来事が起こっており、ちょっと大仰に言えば、"生きているって、結構面白いじゃん"と思えるような写真集であるカメラ

佳代さんの記事サイトがあったので、是非、見て欲しい→ココ(『うめかよ参上!』)
この記事の中に彼女のセカンド写真集『男子』からの写真が転載されているが、こちらもサイコーひらめき
posted by 山田くん at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月19日

『裸でも生きる』 山口 絵理子

僕は、毎週日曜夜11時からTBSテレビで放送される『情熱大陸』という番組をいつも楽しみにしているTV

皆さんご存知だと思うが、この番組は、いろいろな分野で活躍されている一流の方々を密着取材し、スナップ的にその素顔や言葉を紹介しながら、"活躍の源"となっているものを示唆してくれる番組であるぴかぴか(新しい)

僕も、「あまり知られていないけど、こんな凄い人が居たんだ!」とか、「よく知られている人だけど、こんな面もあったんだ!」とか、毎週のように、驚きや感動があるのだが、前回3月16日の放送はその中でも特に大きな衝撃と感動があった雷

取り上げられた方はバックデザイナーで実業家(株式会社マザーハウス代表)でもある山口 絵理子さん。まだ26歳で、見た目もおとなしそうであどけなさすら感じる彼女だが、そのキャリアにもバイタリティにも、そして何よりその"こころざし"の高さに深く心を揺り動かされた。

早速、彼女のことをネットで調べ、半生を綴った本もあるということで、その著作『裸でも生きる』をすぐに購入し読んだ本

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正直、彼女の学生時代のエピソードだけでも半端なく凄いが、皆さんにも、山口さんの記事の一端だけでも読んで欲しい→ココココ

発展途上国の向上に貢献したいと、アジア最貧国で政情・治安も最悪なバングラデシュの大学院に通い、本当に彼らを助けるのは、「かわいそう」と思ってお金やモノを恵むことではなく、彼らが自立できるようにすることである、と彼女は気づく。バングラデシュの特産品で環境にも優しいジュート(麻の生地)を生かして、デザインも品質も、品物そのもので勝負できるバッグを作り、日本で売る。このビジネスにより、バングラデシュの人々は、自分達の仕事に誇りを持ち、そして施しではなく自分達の力量によって、お金を得ることができる。。。こんな夢と理想を彼女は具体的な行動により実現しつつあるのであるexclamation×2

この所、僕は、必ずしも思い通りにならないことがあったりして、ちょっと気分が沈んでいたのだが、あぁ、なんてちっぽけな事にくよくよしていたんだろう。。。あせあせ(飛び散る汗)

山口さん、あなたの活躍に、とてもとても大きなエネルギーを頂きました。本当に、どうも、ありがとう〜晴れ
(近いうちにお店に行って握手してもらおうっと〜るんるん
posted by 山田くん at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月17日

『不都合な真実(An Inconvenient Truth)』 アル・ゴア

アル・ゴア氏はクリントン政権下で8年間米国副大統領を務め、彼の"情報スーパーハイウェイ構想"がインターネットの爆発的な普及につながったことは有名である。2000年の大統領選では、現職のブッシュ大統領と接戦の末、敗れた(敗北の経緯については、陰謀めいた話もあり、いずれにしろ、非常に後味の悪いものだった。)

そのアル・ゴア氏は、環境問題の専門家でもあるが、本書『不都合な真実』は、地球環境の危機を伝え、僕等にも出来ることの示唆を与える、言わば、「地球の診断書」である。
地球環境の危機は、一部指導者達にとっては、不都合なのかもしれないが、まさに真実なのである。

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現在、大気中の二酸化炭素の濃度は、地球史上最も高い。
二酸化炭素の濃度が挙がると、温室効果により気温も上がる。実際、地球の平均気温は、この20年ほど、急激に上昇している。(僕自身、子供の時に比べ、夏はより暑くなり、冬は暖かくなっている気がする。)
気温が上がり、海水の表面温度が上がると、台風の威力も増す。ハリケーン・カトリーナがニューオリンズの街を破壊しつくしたのは記憶に新しい。日本に上陸する台風も増えている。
また、気温が上がると、水蒸気の量が増え、ひとたび雨や雪になると、大洪水を引き起こす。一方で、別の地域では干ばつが増えるらしい。
キリマンジャロをはじめとする山岳氷河は融け、シベリアやアラスカの永久凍土も融け、北極や南極の氷も融け出している。グリーンランドと南極の氷の半分が融けると、世界中の海水面は約6メートル上昇し、「世界地図は描きなおさなければならない」by英国デイビッド・キング卿。

しかし、僕等は、例えば公害を克服していったように、現在の環境問題についても、必ず、解決できるはずである。
本書の帯に書いてある、僕等にもできることを抜粋する。
○ 省エネルギー型の電化製品や電球に交換しましょう。
○ こまめに蛇口をしめましょう。水道の送水に使用されるエネルギーを削減することができます。
○ 過剰包装、レジ袋を断りましょう。買い物はリサイクル・エコ・バッグを使いましょう。
○ エアコンの設定温度を変えて、冷暖房のエネルギー削減をしましょう。
○ たくさんの木を植えましょう。1本の木は、その生育中に1トン以上の二酸化炭素を吸収することが出来ます。
○ 子供たちは、地球を壊さないでと、大人に言いましょう。


アメリカインディアンによると、環境とは、子孫への贈り物ではなく、子孫からの預かり物である、とのことexclamation×2

なお、本書は、同名の映画にもなっており、現在、上映されている映画
posted by 山田くん at 13:07| Comment(2) | TrackBack(11) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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