2009年05月05日

『スラムドッグ$ミリオネア(SLUMDOG MILLIONAIRE)』

制作費はわずか1500万ドル、最初にアメリカで公開された時の上映館はたった10(!)だったという『スラムドッグ$ミリオネア』、しかしその後は快進撃を続け、ついに2009年アカデミー賞では作品賞、監督賞を含む8部門を受賞したぴかぴか(新しい)『トレインスポッティング』のダニー・ボイル監督によるイギリス/アメリカ映画である映画

スラムドッグ$ミリオネア.jpg

いやぁ、久しぶりに心が奮える映画を見た気がする雷終盤で主人公のジャマールが最後の問題に差し掛かるシーンは、映画中のインド国民のみならず、映画を見ている誰もが興奮を抑えきれず、ジャマールを心の底から応援するであろうパンチ初恋の美少女ラティカ、兄のサリームはもちろん、クイズ番組の司会者やジャマールを尋問する警部と言った脇役達の存在感も光るひらめきエンディングの歌と踊りは賛否両論あろうが、『ムトゥ踊るマハラジャ』がそうだったように、これがインドの映画であるるんるん

陳腐な言葉を並べても語り尽せないものがあるが、敢えて言うならば、"一途な思い"こそが奇跡を起こし、感動を呼び起こすぴかぴか(新しい)
少なくとも1800円を払う価値はあると思う。今すぐ劇場へGoexclamation×2予告編はこちら映画

最後に問題exclamation『本ブログの執筆者の本当の職業は?』
  A:しがないサラリーマン
  B:栄光のステージを夢見るミュージシャン
  C:科学の進歩に貢献する研究者
  D:ネットの世界に生きるオタク
『ファイナル・アンサー?!(笑)』
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2009年01月02日

『ダークナイト(The Dark Knight)』

元旦早々から、強烈な映画を見てしまったexclamation×2映画を見てこんなに疲労困憊したのは、黒澤監督の『生きる』やキューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』以来か?!その映画こそ2008年度最大の話題作『ダークナイト(The Dark Knight)』である。クリストファー・ノーラン監督による米国映画であるが、公式サイトによると全米興行収入新記録11冠達成ということらしいひらめき

the dark knight.jpg

本作は本当に凄いexclamation×2あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)間違いなく映画史上に残る一作であろう雷

まず、皆が口を揃えて言っているように、悪役=ジョーカーが凄まじい。その狂気はホンモノの悪魔であり、人間の醜さを容赦無く剥き出しにする。バットマンも、「悪を悪(暴力)で制裁し、それがまた悪を呼ぶ」という自らの存在の矛盾に苦しむ。ジョーカーを演じたヒース・レジャー氏は本作完成を待たずに亡くなってしまったが、どこかにも書いてあったように、もしかしたらこの役柄に押し潰されてしまったのではないかと思ってしまう。

本作は映像も凄い映画IMAXという高性能カメラで写された情景はどこまでもダイナミックで美しい。可能な限りCGを排し特殊効果(スタント)にこだわった爆破シーン、カーチェイス、高層ビルに佇むバットマン、これらのシーンだけでも本作を見る価値がある。

配役も良い。主人公ブルースの執事=マイケル・ケインや技術担当重役=モーガン・フリーマンといった名優達が映画に一層の重みを与え、ジム・ゴードン警察本部長=ゲイリー・オールドマンがいつもと違って完全なる善人役であるのもなんとなく嬉しい。ハービー・デント地方検事=アーロン・エッカートも後半"トゥーファイス"になってしまい、いやぁ、恐かったっすあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)主人公ブルース/バットマン=クリスチャン・ベールに関しては、今年公開の『ターミネーター4』のジョン・コナー役であり、こちらも楽しみである。

本作は152分の超大作であるが、中だるみも全く無く、何度もこれで最後か?!と思わせるが、その度に裏切られ、物語はとにかく盛り上がり続ける。

映画ファンであれば、是非ご覧になって頂きたいと強くお勧めするが、あまり家族/子供向けではないので、大人だけでどうぞ〜TV雷
posted by 山田くん at 19:13| ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月07日

『ハッピーフライト』

今日川崎ラゾーナで娘達と『ハッピーフライト』を見た。監督は『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』の矢口 史靖さんである。主演は副操縦士役の田辺 誠一さん(映画と関係ないが奥さんが大塚寧々さんなんて最高にうらやましいあせあせ(飛び散る汗))と、キャビンアテンダント役の綾瀬はるかさん(ドラマ版『セカチュー』のアキ役は泣けたあせあせ(飛び散る汗)思わずDVDボックスを買ってしまったexclamation)のお二人なのであろう、ポスターもそうだし映画

happy-flight.jpg

でもグランドスタッフ役の田畑智子さんに関するエピソードの比重もかなり大きかった気がする。脇役も豪華であり、お約束の竹中直人さんも最後にちょっとだけ出ていた。柄本明さんもちょっとだけだった。。。

映画の中では、関連職種であるオペレーションコントロールセンターや整備士、管制官、はたまたバードコントロールまで登場し、航空業界の仕組みに一気に詳しくなれる飛行機

上映時間の103分はあっという間に楽しく過ぎ、良い意味で多少物足りない感が残る。もう少しそれぞれのエピソードを膨らませても宜しいかと〜あっ、でも、うちの娘達にも仕事の厳しさと楽しさ(醍醐味)が感じられたかなぁとは思ふ〜猫
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2008年08月28日

『カプリコン1(Capricorn One)』

小学6年か中学1年位の頃からか、ようやく映画を字幕でも楽しむことができるようになり、当時流行っていた映画『STAR WARS』やら『Growing Up』やらを友人達と見に行ったものであるが、そんな中、シャチと人間の格闘を描いた『オルカ』という映画を見に行き、もちろん『オルカ』も十分におもしろかったのだが、その同時上映だった『カプリコン1』という作品に強い衝撃を受けた。本作は1977年公開のアメリカ映画である映画

カプリコン1.jpg

世界初の有人火星探査宇宙船"カプリコン1号"は打上げ直前のトラブルにより、乗組員3人は船外へ連れ出される。しかし政治的な問題からこの火星探査計画は中止できないということで、乗組員達は火星探査の様子を人里離れた砂漠の基地で芝居により収録することを強要される。事実の捏造を嫌う乗組員達は拒否するが、家族の命を盾に取られ、結局収録に協力し、世間は初の火星着陸成功に熱狂する。しかし、"カプリコン1号"は地球への帰還時のトラブルにより破壊されたという報道が流れたことを知った乗組員達は命の危険を察知し基地を脱出する。すぐに当局は彼等を追うが、はたして彼等は当局を振り切り、世間に国家の陰謀を暴露することができるのか。。。。。

ということで、そのタイトルやポスターから"SF"かと思われる本作は、実は完全に"政治サスペンス・ドラマ"なのである雷YouTubeで本作のダイジェスト映像が見れるが音声は英語っす犬

本作公開と同じ頃にテレビで『第三の選択』という番組が放送され、現実世界でのアポロ計画も捏造ではないかという説が当時世界的に盛り上がった。詳しくは、Wikiの記事を見て頂きたいが、「月面は真空状態なのに星条旗が揺れている」「月面着陸船の影と岩の影の方向が違う」等が捏造の根拠らしい。真実や如何に?
posted by 山田くん at 14:17| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月30日

『レオン(Leon)』

今日の記事を書くためにフランスの映画監督Luc Bessonについて少し調べたのだが、なんと彼は1959年生まれでまだ50歳前、そんなに若かったんだとちょっとビックリした。彼は現在『アーサーとミニモイの不思議な国(Arthur et les Minimoys)』という三部作の映画を作っているが、この三部作をもって監督業からは引退するらしい、残念あせあせ(飛び散る汗)

彼の作品だと、まずは、Bruce Willis主演のSF大作『フィフス・エレメント(The Fifth Element)』や、バイオハザード=ミラ・ジョボヴィッチによる「フォロー・ミー」のセリフが印象的な歴史大作『ジャンヌ・ダルク(The Messenger: The Story of Joan of Arc)』あたりが有名であろう。
しかし、彼が巨匠への道を駆け上がる途上の『グラン・ブルー(Le Grand Bleu)』『ニキータ(Nikita)』あたりの作品はさらに素晴らしい。ヨーロッパの香り漂う独特の陰影をもつ映像と、複雑な人物描写は、娯楽としてだけでなく芸術としての映画の奥深さを感じさせるぴかぴか(新しい)

そんなLucがハリウッドに進出して撮った最初の作品が『レオン(Leon)』である。1994年公開の米・仏合作映画である映画

レオン.jpg

主演はもちろん、Besson作品には欠かせないアンダルシア人=Jean Reno。本作での彼は、仕事は完璧にこなすが人生に対しては不器用な殺し屋=レオンそのものである。
そして、そのレオンの下に転がり込む少女マチルダ役のNatalie Portmanも素晴らしい。家族を皆殺しにされ復讐を誓う12歳の心の動きを見事に演じている。ちなみに彼女は、後の『Star Wars』のヒロイン・アミダラ姫でもある。
敵役のGary Oldmanのブチキレ具合も凄いどんっ(衝撃)

本作のエンディングでは、Stingの「Shape of my heart」が流れるが、これまた本作にピッタリの哀愁漂う名曲であり、必聴るんるん
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2008年05月25日

『バロン(The Adventures of Baron Munchausen)』

元モンティ・パイソンのテリー・ギリアム監督作品と言えば、先ずはSFファンなら誰でも知っているカルト映画の一大金字塔=『未来世紀ブラジル』、あるいは、Bruce WillisやBrad Pittが出演し日本でもヒットした『12モンキーズ』、近年(2005年)の公開で記憶に新しい『ブラザーズ・グリム』、あたりの作品が挙がると思うが、僕的にNo.1は『バロン(The Adventures of Baron Munchausen)』であるぴかぴか(新しい)
1989年の公開、制作国はイギリス・西ドイツである映画

バロン.jpg

本作の原作は、皆さんが子供の時に読んだ冒険ファンタジー『ほら男爵の冒険』である。主人公のミュンヒハウゼン男爵が、4人の家来(弾丸より早く走る韋駄天男、船三艘を振り回す怪力男、地球の反対側の的を射抜く千里眼スナイパー、口から吐いた息で師団丸ごと吹き飛ばす巨大な肺活量の小人)を引き連れて大活躍(?!)する物語である。
本作中で女神ヴィーナスとして登場するまだ18歳のUma Thurmanがとても美しい揺れるハート

本作は、製作費75億円の(その意味では)"超大作"であり、確かにその美術、セットや特撮は本当にスゴイのだが、興行的にはコケたたらーっ(汗)
でも誰もが楽しめる映画であることは間違いなく、お薦めであるひらめき
(良い子が見るにはやや微妙なシーン(決して直接的ではありませんがあせあせ(飛び散る汗))もあるので、一度お父さんお母さんが先に見てみてください〜猫
posted by 山田くん at 10:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月13日

『燃えよドラゴン』

僕等の世代のカリスマとして、松田優作さんに匹敵する人気と影響を誇っているのが、世界最高のアクションスター=ブルース・リーである。彼の登場は本当に衝撃的で、当時小学生の僕等も、彼の「アチョー!」という怪鳥音のマネをし、ヌンチャク回しの練習をそれはもう必死にやっていた。彼が『死亡遊戯』の中で着ていた黄色に黒ストライプのトラックスーツは、ファン憧れの衣装であり、後に『キル・ビル vol.1』の主人公や、最近ではしょこたんも着ている。

彼が香港のスターから世界のスターに飛び出すきっかけとなった作品が『燃えよドラゴン』である。1973年公開の香港・アメリカ合作映画である。

燃えよドラゴン.jpg

本作が大ヒットした時、既に彼は天に召されていた。まだ32歳の若さであり、彼の死は本当に惜しまれる。

さて、『燃えよドラゴン』では、香港映画界の彼の後継者達であるジャッキー・チェンやサム・ハン・キンポー、ユン・ピョウ等が端役で出演していることもよく知られている。また、パーティのシーンで、何故かスモウ・レスラーが四つに組んで客人達を楽しませている(?)のも、世界の映画における不思議な日本人の代表例であると思う。
この映画のテーマ曲は映画とリーのイメージにマッチした名曲であり、大ヒットした。

事実上の遺作である本作の後、それ以前の彼の作品『ドラゴン危機一発』『ドラゴン怒りの鉄拳』『ドラゴンへの道』、そしてある種の編集版『死亡遊戯』と、彼の限りある残された映像を、皆もそして僕も追いかけていった。

「Don't Think. Feel!(考えるな、感じろ!)」
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2008年02月27日

『HERO(英雄)』

今回取り上げる映画は、『HERO』といっても、キムタクのそれではなく、中国の巨匠=張芸謀(チャン・イーモウ)監督による作品『HERO(英雄)』である。本作は、2002年公開の香港・中国合作映画である。

HERO.jpg

紀元前の中国、秦王(のちの始皇帝)の元に「無名」と名乗る一人の男が現れる。彼は、秦王を狙っていた中国最強の3人の刺客達を倒した証として3人の名前が記された槍と剣を献上し、これまでの経緯を話はじめる。秦王は刺客達を倒した褒美として、「無名」に自分の側十歩までに近づくことを許すが......

花王のブランド『Asience』のCMで日本でもよく知られている中国の美人女優=章子怡(チャン・ツィイー)や、成龍(ジャッキー・チェン)とも並び称される中国のアクション・スター=李連杰(ジェット・リー)等が出演している。
なお、チャン・ツィイーの出世作『初恋のきた道』もチャン・イーモウ監督作品であり、一途で可憐な少女役を印象的に演じている。

チャン・イーモウ監督は、カメラマン出身ということもあり、その美しい映像が有名であるが、本作『HERO』も大自然と出演者達の衣装が本当に色鮮やかでとても美しく、そのまま"テレビ"のCM映像としても使えるようなカットが続く。ちなみに衣装担当は、ワダ・エミさんである。

ストーリーは実に良く練ってあり、黒澤監督の『羅生門』のように二転三転しながら、核心に近づいていく。
3人の刺客達、その刺客を倒した「無名」、そして天下を目指す秦王、本当の『HERO』は誰なのか、是非あなたにも確認して頂きたいぴかぴか(新しい)
posted by 山田くん at 21:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月02日

『最も危険な遊戯』『殺人遊戯』『処刑遊戯』

松田優作さんと言えば、僕等の世代のカリスマの一人である。同世代の男子で『太陽にほえろ!』での彼の殉職シーンを知らない人はきっと居ない。それはもう強烈に格好良かったぴかぴか(新しい)
そして『探偵物語』(薬師丸ひろ子さんとの映画映画ではなく、TVシリーズの方TV)も忘れられない。ライターがあるとつい火力を最大にしたくなるのは、工藤ちゃんの影響であるかわいい(良い子は真似しないでくださいあせあせ(飛び散る汗)

さて、その『探偵物語』路線上にある、優作さんのコミカル&シリアスを売りにするハードボイルド作品と言えば、遊戯シリーズ3部作、すなわち、『最も危険な遊戯』『殺人遊戯』『処刑遊戯』である。

最も危険な遊戯.jpg

殺人遊戯.jpg

処刑遊戯.jpg

この3部作は1978〜79年のもちろん日本映画であり、監督は村上透監督である。低予算のB級映画なのであるが、そのチープさが逆に映画の凄みを増していると思う映画

凄腕の殺し屋=鳴海昌平を演じる優作さんの格好良さは、ポスター(↑)だけでも十分に伝わるであろうぴかぴか(新しい)鳴海の普段のおふざけ状態から一転、仕事前のストイックなトレーニングからきっちりと仕事をこなすまでのシリアスさは、やっぱり男はこうでなくっちゃexclamation×2

なお、最後の『処刑遊戯』だけは、コミカルを排し、完全シリアスなハードボイルドに徹しているが、これまたシビレルもうやだ〜(悲しい顔)

優作さんは40歳の若さで天に召されてしまい、よく言うところの"伝説"になってしまったわけだが、できれば更に歳を重ねた彼の映画を見たかった。
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2008年01月13日

『硫黄島からの手紙』

僕は港町に育ったせいか、小さい頃はちょっとだけミリタリーおたくだった。特に好きだったのは日本の連合艦隊で、太平洋戦争時の主な戦艦や空母の名前は今でもソラで言える。提督として有名なのは、先ずは何と言っても山本五十六元帥であろう。最後まで対米戦争に反対し、いざやるとなればハワイ奇襲作戦を成功させ、結局「最初の半年や1年は十分に暴れて見せるが、その後は全く確信はない」という彼の予言通りに戦局は推移する等、そのエピソードは格好良すぎる。

さて、一昨年から昨年にかけて、ちょっとしたブームになったのが、硫黄島守備隊の司令官だった栗林忠道中将(後に大将)である。これまた米国駐在の経験もある親米派で、開戦に反対だったが、やるとなれば智力を尽くし、硫黄島では、敵の3分の1の兵力で、5日で落ちると言われた戦いを36日間戦い抜き、最後は(日本軍史上唯一)司令官自ら先頭にたって突撃、アメリカ軍に最後の打撃を与えた。アメリカの専門家の間でも彼の評価は高い。

そんな硫黄島の戦いを日米双方の視点で描いた映画、いわゆる硫黄島二部作が2006年に公開され、日本側視点の方の映画が『硫黄島からの手紙』である。監督は、名優&名匠のClint Eastwoodでありアメリカ映画ということになるのだが、全編日本語の日本映画と言っても全く違和感はない映画

硫黄島.jpg

本作の主人公の一人が、渡辺謙さん演じる栗林中将である。謙さん自らEastwoodに直訴して得た役らしいが、この役をこなせる国際派俳優と言えば、今や謙さんしかいないであろう。
もう一人の主人公は、一兵卒役の"嵐"二宮和也くんである。いやいや素直にGOOD JOB、良い俳優さんである。

硫黄島の戦いと言えば、(戦前の)ロサンゼルスオリンピックの馬術競技で金メダルを獲得した西竹一中佐(伊原剛志さんが演じる)も有名である。その死を惜しんだアメリカ軍が拡声器で投降を呼びかけたエピソードがよく知られているが、本作中にそのシーンは無い。

その他、今は米国在住の裕木奈江さんが二宮くんのお嫁さん役、何かとお騒がせの中村獅童さんが典型的なヒール軍人役として出演している。

戦場の過酷さや凄惨さの描写が甘い等の評価もあるが、本作のテーマは、もちろん具体的な描写を追及している訳ではなく、一個人個人がその本来の思いと関係なく否応無く戦争に引き摺りこまれ、色々な葛藤の中で如何に生きて、そして死んでいったかを描いた映画であると思う。
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2007年12月24日

『カサブランカ(Casablanca)』

主演女優が伝説的に美しい映画と言えば、『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンもそうだが、『カサブランカ』のイングリッド・バーグマンも必ず名前が挙がる作品である。
『カサブランカ』は、そのストーリーはもちろん、主演のボギー(ハンフリー・ボガード)やバーグマン含めキャスティングも素晴らしく、そしてサムの奏でるピアノ「As Time Goes By(時の過ぎ行くままに)」も最高である!〜「その曲は、弾くなと言っただろ!!」

1942年に製作された本作は、見た方にはお分かりと思うが、アメリカの「国威発揚」映画であり、ドイツおよび占領下フランスの傀儡政権に対する敵愾心を煽る内容になっている。

カサブランカ.jpg

第二次世界大戦中のカサブランカは、ナチスを避けアメリカへの亡命を希望する人たちで混雑していた。カサブランカは、アメリカへの飛行機が出るリスボンへの中継地だったのである。リック(ボギー)はそのカサブランカで、「カフェ・アメリカン」という酒場を経営している。ある日、リックが持っているリスボンへの通行証を求めて、一組の男女が訪ねてきた。男は反ナチ運動家のラズロ、女は妻のイルザ(バーグマン)。イルザはピアノを弾くサムの姿を見て驚く。リックとイルザはパリでかつて恋人同士であったのだが、反ナチ運動でパリを離れる時に、イルザはその待ち合わせ場所に現れなかったのだ.......


バーグマンも良いが、ボギーも良い〜過去のことを引き摺る女々しい奴との指摘も一部にはあるが、いやいや、この一途な部分も含め、男の中の男であるぴかぴか(新しい)

「昨日はどこに居たの?」
「そんな昔のことは覚えていない」
「今夜会える?」
「そんな先のことは分からない」

うーむ、一度言ってみたいものであるあせあせ(飛び散る汗)

それでは、クリスマスイブを楽しんでいる美しい女性の方々、
「Here's looking at you, kid 」=「君の瞳に乾杯」バー
posted by 山田くん at 10:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月15日

『School of Rock』

音楽を通じて、子供達だけでなく教える大人側も成長するストーリの映画と言えば、クラシックの『Music of the Heart』やゴスペルの『天使にラブ・ソングを…(Sister Act)』等も素晴らしいのだが、やはりロックファンであれば、何と言っても『School of Rock』を推すべきであろうぴかぴか(新しい)
本作は2003年公開のアメリカ映画である。

school of rock.jpg

この太ったギタリストの男(↑)は、何よりもロックが好きだったが、独りよがりなパフォーマンスが過ぎて、バンドをクビになる。定職もなくお金に困っていた男は、臨時教師の依頼があった友人になりすまして、有名私立小学校に向かう。当初、適当に時間を潰していた男だったが、厳格な教育方針の下で元気の無い子供達が上手に楽器を演奏しているのを見て、彼等とロックバンドを組んでコンテストに出ることを思いつく.....手(チョキ)

主演は、怪優Jack Blackである。Tenacious Dというバンドも組んでいる彼こそ、本作の主人公としてまさに適役であるあせあせ(飛び散る汗)
ちなみに最近、彼の別の作品『ナチョ・リブレ 覆面の神様』を見たが、感動的につまらなかった〜バッド(下向き矢印)

子役達も素晴らしいが、特にマネージャ役の女の子は素晴らしい。次の大統領選挙でヒラリーさんが大統領にならなければ、確かに彼女が初の女性合衆国大統領になるだろうexclamation

キーボード役の東洋系の少年は、Yesの『こわれもの』を聴いて、ロックを勉強していた。うむうむ、さもありなんるんるん

もちろん、映画ではロックが流れ続ける...AC/DC、Zeppelin、Sabbath、Purple、Doors...わーい(嬉しい顔)

しかし特にロックに詳しくなくとも、素直なストーリーの安心して見れる映画ですので、是非、ご家族ご一緒にご覧くださいませ〜ぴかぴか(新しい)
posted by 山田くん at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月29日

『銀河ヒッチハイク・ガイド(The Hitchhiker's Guide to the Galaxy)』

最近見たSF映画のベスト(?印象に残ったと言う方が正しいか?!)作品と言えば、『銀河ヒッチハイク・ガイド』である。2005年公開の、(多分)イギリス映画であるあせあせ(飛び散る汗)

銀河ヒッチハイクガイド.jpg

原作は、イギリスのDouglas Adamsによるスラップスティック(いわゆるドタバタ・コメディ)SFであるが、30カ国以上に翻訳された大ベストセラーであり、全世界でカルト的な人気を誇る本

銀河ハイウェイの建設のため、地球は取り壊されてしまったが、一人の平凡なイギリス人が、友人の宇宙人に救いだされる。彼らは「銀河ヒッチハイク・ガイド」を片手に、銀河帝国大統領、鬱気味のロボット、ちょっと変わった地球人女性と一緒に、宇宙を放浪する......

映画そのものは、原作に忠実に描かれているが、本作のブリティッシュ・ジョークはかなり意味不明であり、きっと深く考えてはいけないのだと思う(笑)

特に、本作の中で、ある宇宙人が、『生命、宇宙、そして万物についての(究極の疑問の)答(=the Answer to (the Great Question of ) life the universe and everything)』を知ろうとスーパー・コンピュータを構築し、750万年かけて導き出した答えは『42』(!)だった、というくだりは、相当にイッっちゃている。しかし一方で、このエピソードは結構有名な話であり、Wikipediaによると、かなり真面目(?)に議論されているようである(笑)。

本映画の冒頭で、地球の破壊を知っている賢いイルカ達による、人間に対する感謝と警告の唄が流れるが、ハリウッド調の、素直に良い唄であるるんるん

と言うわけで、超B級SF映画の本作は、眠れない夜にでも一人で見られることをお勧めする。決して、カップルやご家族では見ないように猫
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2007年08月25日

『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(Dr.Strangelove)』

Stanley Kubrick監督の作品は、どれもとても衝撃的であり、その作品を見た夜は眠れない時計
「時計じかけのオレンジ」の暴力、「2001年宇宙の旅」の静寂、「シャイニング」の恐怖、どの作品でも、手を変え品を変え、人間の狂気の部分が突きつけられ、思わず、たじろいでしまう。

そんな彼の作品の中でも、特に印象的であり、良く見返す作品が、『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』である。本作は、1964年公開のイギリス映画であり、彼の最後の白黒映画である。

博士の異常な愛情.jpg

アメリカ空軍の司令官が精神に異常をきたし、ソ連への核攻撃を命令する。その事実を知ったアメリカ大統領は、ソ連首脳に連絡するが、もしソ連が核攻撃された場合は、全生物を絶滅させる報復装置(「皆殺し」装置)が作動することを伝えられる。攻撃を解除するには狂った司令官のみが知る3文字の解除暗号を攻撃機に送信するしかないが、司令官は自殺してしまう.....

ピンク・パンサーのPeter Sellersが一人3役を演じているが、特に元ナチのストレンジラヴ博士の狂気はずば抜けていて凄すぎるあせあせ(飛び散る汗)

ぶっちゃけネタばれだが、最後は、甘い主題歌「また会いましょう」が流れる中、核爆発の映像が繰り返し流れ、ブラック・ユーモアの極致である。

冷戦時代はこんなことをホントに心配していたんだ、と笑って流せる時代に早くなって欲しいものだが.....
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2007年07月29日

『DREAM GIRLS』

今年のアカデミー賞は、助演女優賞に菊地凛子さんがノミネートされて話題になったが、彼女を押さえて受賞したのがJENNIFER HUDSONであり、彼女の受賞作となったのが『DREAM GIRLS』である。
DREAM GIRLS』は、2006年公開のアメリカ映画であり、トニー賞も受賞した大ヒット ブロードウェイ・ミュージカルの完全映画化作品である。

dreamgirls.jpg

本作は、Diana Ross&The Supremesの実話に着想を得たモータウン コーラスグループの物語であるるんるん

1962年、デトロイトの3人の少女達が、スターを夢見て、新人オーディションへの挑戦を繰り返していた。そして、彼女達は、ショービズ界への野望を持つ中古車販売業の男のマネジメントの下、人気男性シンガーのバックコーラスとして、徐々に有名になる。そして彼女達は独立、"ザ・ドリームズ"として、デビューする。しかし、マネージャの男は、リードボーカルを変えると言い出し....

JENNIFER HUDSONの圧倒的歌唱力は確かに凄く、強烈な印象を残す。『バベル』を見ていないので菊池さんとの比較は分からないが、本作を見る限り、彼女のオスカー獲得は納得できるひらめき

そして、世界の歌姫Beyonceぴかぴか(新しい)
やはり彼女はとても美しく、もちろん歌唱力も抜群であり、スターの輝きとはこのことか、と今回改めてファンになりました揺れるハートメイクによって、一部シーンは、完全にDiana Rossであるexclamation

Eddie Murphyも、さすが、「Saturday Night Live」で鍛えたエンターテイナーであり、James Brown張りの見事なステージングを見せるあせあせ(飛び散る汗)

冒頭のオーディションシーンから、最後のドリームズのステージまで、音楽が、本当に本当に素晴らしいexclamation×2

それでは、Beyoncé and Dreamgirlsのステージをどうぞ〜るんるん
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2007年07月08日

『ショーシャンクの空に(The Shawshank Redemption)』

ロッキング・オン社発行の「世界の映画オタクが選んだ史上最高の映画ベスト201!」でも、堂々の一位であり、Wikipediaでも『映画ファンの踏み絵的作品』と言われ、この作品について語れることが映画ファンの第一歩と目される作品、それが『ショーシャンクの空に』である。
本作は、1994年公開のアメリカ映画であり、Frank Darabontの初監督作品である。
また、原作は、現代ホラーの第一人者であるStephen Edwin King(スティーヴン・キング)である。

ショーシャンク.jpg

エリート銀行員アンディは、妻殺しの冤罪により終身刑の判決を受け、投獄される。そこで彼は、獄中にも関わらずいろいろな物を「調達」する通称"レッド"と出会う。最初は孤立していたアンディだが、元来のその頭の良さから、他の囚人達の信頼のみならず、ついには所長の所得隠しまでも任されるようになる。"レッド"との友情を深めつつ、静かに日々を過ごしているかのように見えたアンディだが、密かにある計画を、少しずつ少しずつ進めていた....そして、ある土砂降りの日.....雷

静かで穏やかだが、強い意志を秘めたアンディ役のTim Robbins、そして、「調達係」レッド役の名優Morgan Freemanの二人共が、とても素晴らしいぴかぴか(新しい)

原作や当初の脚本では、レッドが国境に向かうバスに乗るシーンで終わっていたが、製作総指揮のリズ・グロッツァーの提案により、二人の再会のシーンに変わったらしいが、大正解であるひらめき
(どうでも良いが、4〜6月の月9ドラマ「プロポーズ大作戦」も、最後、二人が一緒のシーンを見たかった...あせあせ(飛び散る汗))

何者にも屈しない強い"思い"が、いつか必ず奇跡を起こすexclamation×2

10000回だめで へとへとになっても、
10001回目は 何か 変わるかもしれない

      by 吉田美和さん
posted by 山田くん at 18:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

『大魔神』

日本の特撮と言えば、『ゴジラ』『ガメラ』をはじめとして数多くあるが、僕的に特撮最高峰と言えば、『大魔神』3部作である。3部作とも1966年公開のもちろん日本映画である。

穏やかな埴輪武人が、憤怒の形相の大魔神"阿羅羯磨(あらかつま)"へ変貌し、暴れまくるのだが、その姿は本当に恐ろしいexclamation

ストーリーは、典型的な勧善懲悪ものであるが、大魔神はなかなか現れず、これでもかという位、前半は"悪"がのさばり、大魔神と共に観客の怒りも頂点に達した時に、凄まじい天変地異と共に大魔神も動き出すのである雷

3作とも、ほぼ同じような起承転結であるが、1作目の『大魔神』では"火"をバックに、2作目の『大魔神怒る』では"水"をバックに、3作目の『大魔神逆襲』では"雪"をバックに、微妙にその色彩は異なり、大自然への畏怖を体現する大魔神の神格性はいやが上にも高まる。

大魔神1.gif

大魔神2.gif

大魔神.gif

大魔神の巨大さを感じさせるカメラワークも、充血した目の演技も、全てが本当に素晴らしい(映像もちょっと見て欲しいexclamation×2

1年間で3作製作されたのみという潔さもGoodひらめき

Wikipediaによると、2008年に角川映画製作で復活とのことだが、くれぐれも前作のイメージを汚さぬようにお願いしたいいい気分(温泉)
posted by 山田くん at 09:14| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月23日

『The Blues Brothers』

The Blues Brothersは、コメディアンのJohn BelushiDan Aykroydの二人を中心としたR&B/ブルース・バンドであるが、彼等を主演に据え、John Landis(←Michael Jacksonの「Thriller」のPVの監督として有名!)が監督した映画が、同名の『The Blues Brothers』である。1980年公開のアメリカ映画である映画

blues brothers.jpg

この映画は何と言っても、出演ミュージシャンが凄いexclamation×2
また、そのミュージシャン達の映画中での唄や演奏も最高であるるんるん

超有名なところでは、
 牧師役="ファンクの帝王" James Brownが唄う「The Old Landmarkexclamation×2
 楽器店店主=Ray Charlesが唄う「Shake A Tail Featherexclamation×2
 レストランで働く主婦=Aretha Franklinが唄う「Thinkexclamation×2
等々

もちろん、Blues Brothersバンドの演奏も素晴らしいexclamation×2
Everybody needs somebody」等は、あちこちで流れる超スタンドードソングであるるんるん

本作は、音楽と、キレまくったBelushiの映画なので、ストーリーは、まあはっきり言ってどうでもいいが、簡単に言えば、刑務所を出所した男と弟が、育ててくれた孤児院を救うために、バンドで金を稼ごうとするが、その行く手には彼等を妨害しようとする警察やら、ネオナチやら、謎の女やら.....

Belushiを追いかける謎の女役は、『Star Wars』のレイア姫=Carrie Fisherであるが、彼女の気の強い感じは、レイア姫よりも本作の方が合っていると思うがどうだろうexclamation&question

天才=Belushiは、薬物により33歳の若さで死んでしまった。
一方、Danの方は、数多くの映画に出演しており、俳優として成功している。有名作では、『ゴーストバスターズ』に出演するだけでなく、脚本も書いている。

1998年には、続編『Blues Brothers 2000』が制作された。映画の”勢い”は本編に及ばないが、ミュージシャンとしては、B.B.KingEric Clapton等が出演しており、相変わらず凄いいい気分(温泉)

そして、最後は、もちろん、「監獄ロック足足
posted by 山田くん at 23:37| Comment(4) | TrackBack(6) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月30日

『生きる』

日本を代表する映画監督と言えば、好むと好まざるとに関わらず、黒澤明の名前を挙げない訳にはいかないと思う。
ルーカス、コッポラ、スピルバーグといったハリウッドの巨匠達が、黒澤さんに進んで協力し、深い尊敬の念を示している姿を見るだけでも、彼が如何に素晴らしい仕事をしてきたかを伺い知ることができる。

彼の代表作となると、世間的にもよく知られている『七人の侍』を挙げる人も多いと思うが、でも恐らく同じくらい、『生きる』を挙げる人も多いと思う。僕も両作品とも好きだが、どちらか一つを選べと言われると、『生きる』を選ぶ。
『生きる』は、1952年公開の日本映画であり、主演は、名優 志村喬である(志村さんは、『七人の侍』でも、侍達のリーダー役で、超渋い)。

生きる.jpg

主人公の初老の男は、市役所の市民課課長である。30年間無欠勤ではあったが、もう何年も"事無かれ"状態で、無気力な日々を過ごしていた。
退職を目前にしたある日、男は自分が胃癌であり、余命いくばくもないことを知る。しかし、彼の唯一の家族である息子は嫁の方を気にするばかりで、話を聞いてもくれない。男は夜の街に繰り出し、必死で余命を楽しもうとするが、虚しさが増すばかりである。
しかし男は、元部下の若い女性の何気ない一言で、残りの短い人生に何を成すのかに気づき、そして実行する....


25歳の頃、最初にこの映画を見たときは、その内容のあまりの重さと、志村さんの鬼気迫る演技に、とても疲れたことを覚えている。
しかし、『生きる』というタイトルに象徴される黒澤さんのメッセージは、確実に僕の心に刻み込まれ、以後、今に至るまで、何度も僕を励ましてくれている映画である。
42歳の若さでこの映画を作り上げた黒澤さんは、やはりスゴイぴかぴか(新しい)

せっかく生まれて来たのだから、生きているうちに出来ることは、精一杯やり尽しておかなければexclamation×2

劇中歌の「ゴンドラの唄」も、本作によりスタンダードナンバーとなったるんるん
posted by 山田くん at 22:09| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月08日

『Contact』

『Contact』は、1997年公開のアメリカ映画であり、監督は、Robert Zemeckisである。ちなみにZemeckisは、『Back to the Future』3部作や、ディズニーの『Roger Rabbit』、さらには、アカデミー作品賞の『Forrest Gump』等の監督でもある(良い仕事してますねひらめき

contact.jpg

主人公の女性天文学者エリーは、SETI(地球外知的生命体探査)つまり宇宙人探査の研究をしている。スポンサー探しで苦労をしながらも、ついに彼女は、ヴェガ(七夕の織姫星)からの電波信号を受信する。彼女は、そのメッセージの解読に成功するが、一方で、元師匠で天文学の権威ドラムリン博士や政府関係者、彼女のスポンサー等がそれぞれに介入し、事態はエリーの思惑とは外れた方向へ進んでいく....

原作は、有名な天文学者で、80年頃に「コスモス(宇宙)」というテレビシリーズも手がけたCarl Sagan博士である。

主人公のエリー役は、Jodie Fosterである。『羊たちの沈黙』の訓練生役も良かったが、本作の知的で純粋な天文学者も当にハマリ役であると思う。

物理的に事象の本質を探っていくとき(例えば、なぜ宇宙は生まれたのか?宇宙の果てには何があるのか?なぜ生命は生まれたのか?などなど)、その議論はある種の哲学性や宗教性を帯びてくるが、本作はその一面をうまく描き出していると思う。150分に及ぶ上映時間であるが、飽きさせない。

JTBはすでに宇宙旅行の募集を開始しているが、月旅行で約110億円、宇宙ステーション1週間滞在で約22億円らしい。うーむ、僕が宇宙旅行に行くのはほぼ可能性ゼロのようなので、娘達よ、あなた達は是非、青い地球をその目で見て欲しいぴかぴか(新しい)
posted by 山田くん at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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