矢野顕子さんを始めて知ったのは、YMOワールドツアーのサポートミュージシャンとしてだったと思う。その後、多くの音楽誌で、いわゆるYMOファミリーの筆頭格として紹介され、すぐに「
春咲小紅」というシングル・ヒットも飛び出した

当時から(本当はもっと昔から)、いろいろなメディアや評論家が、”顕子さんが如何に天才か!”ということを主張していたが、若い時分の僕には正直ピンと来ていなかった

YMOやKYLINで唄っていた「
在広東少年」ってすごく変な歌だし、他の曲もあの独特の歌い方にどうも馴染めなかった

(サスガに「春咲小紅」は良い曲だと思ってたけど。。。)
で、少しだけ時が流れ、おっ顕子さん良いじゃんってちゃんと思ったのは、『やっぱり猫が好き』で流れていた「
DAVID」かな

まぁこれもシングルなので、まだまだ僕が”顕子さん素人”であったことに変わりはない

それからまた時が流れ、おぉ顕子さん凄ぇ、と思ったのは、つい数年前、
清水ミチコさんの番組に顕子さんが出演され、ライブのリハ風景が流れた時である。ピアノでクロマチックスケール(半音階)を丹念に弾かれていて、時々「この音ずれてる!」って調律師さんに指示されている様子の恐ろしい程の集中力に、”あぁこれがプロだ!”と心の底から思い、その後のライブ本番のにこやかな表情とのギャップに深い尊敬を覚えた

それで、
『Super Folk Song 〜ピアノが愛した女〜』というDVDを早速購入。この作品は、顕子さんのレコーディング風景を追ったドキュメンタリー映画なのだが、これがまた凄い

これを見て僕も本当に顕子さんは天才だと思いました

リズム感切れまくった繊細で透明なピアノ、表現力に溢れるボーカル、そんな天才の顕子さんでも上手くいかず、「絶対に私は出来るの。今はその技術が少し足りないだけ!」と果敢に挑戦を続けられる姿、顕子さん、あなたは最高です

ということで、このDVDを見て、完成した弾き語りアルバム
『Super Folk Song』を是非多くの方に聴いて頂きたい


表題曲の「
Super Folk Song」は彼女の世界が炸裂

有名曲だと、佐野元春さんの「
SOMEDAY」が取り上げられているが、DVDでは別の作品(
『LIVE ピアノアキコ。』)の特典映像になっているのがちょっとズルイ(笑)

The Boomの宮沢和史さんの「
中央線」は、今や宮沢さんにとっても、顕子さんにとっても、代表曲の一つであろう

そして、アルバム最後を飾る「
PRAYER」は、
Pat Methenyの作曲である
posted by 山田くん at 18:42| 神奈川

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音楽(邦楽)
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